アリアスペットクリニック

2021年4月28日

愛犬のお家ケア 毛玉ができやすいところ編

こんにちは!

アリアスペットサロンBran トリマーの菊地です。

前回ブラッシングについてご紹介しましたが、

今回はさらに【毛玉ができやすいところ】についてお話します。

ブラッシングしているのに…毛玉は無いと思っていたけどトリミングしてみたら毛玉があったみたい…と意外と隠れてる毛玉やもつれに悩んでる方はいませんか?

まず、毛玉ができやすい場所として大きく分けて、

・耳の後ろ

・首周り(ノドやアゴ)

・脇周り

・胸の内側

・お尻

が挙げられます。

普段から汚れやすい場所、毛と毛が擦れ合う場所に多いです。

また、わんちゃん猫ちゃんが痒がってよく擦る場所など、毛玉ができていることで皮膚の異常に気付くことも!

まず、毛玉を作らないよう上記の場所にもつれがないか、毛玉になる前にほぐすのがポイントになります!!

【毛玉が出来るとどんな影響が??】

・皮膚が引っ張られ、不快感や痛みが発生することもあります。

・毛玉部分に汚れが溜まり、細菌の養分となり炎症の原因になります。

・毛玉があることで通気が悪くなり蒸れやすく、皮膚病を引き起こす可能性があります。

【毛玉が出来てしまったら…】

できたばかりの毛玉ならスリッカーブラシで簡単に取れます。

その際に、力任せにやったり、コームで引っ張ったり、スリッカーが皮膚に当たり皮膚を傷めないよう優しくやりましょう!

毛玉を優しく持ち、人の手で土台を作り皮膚が直接スリッカーが当たらぬようにやるといいです。

ムリに引っ張ったりすることで、毛が抜けてはげてしまったり、わんちゃん猫ちゃんがとても痛い思いをし、ブラッシング嫌いになることもありますので注意してくださいね。

ほぐし終わったらコームを通し、毛玉が取れたことを確認してください。

もつれや毛玉を取りやすくするブラッシングスプレーの併用もオススメです♪

【気を付けて欲しいこと】

毛玉ができてしまった時に、やってほしくないのは毛玉のままシャンプーをすることです。

シャンプーをしても毛玉は取れません。逆に毛同士が更に強く結束し、より皮膚に密着した取りにくい毛玉になります。

また、毛玉部分が乾かしきれない事で皮膚によくないです。

シャンプーしたい場合は、毛玉を取り除いてからしましょう!お約束です!!

毛玉が出来てしまって、どうしてもお家で取れない場合もあると思います。そんな時はサロンへお任せください!

プロとして優しく毛玉を取り除くのはもちろん、毛玉になりにくいカットスタイルを一緒に考えたり、わんちゃんも飼い主様も気持ちよく過ごせるようお手伝い致します♪

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

アリアスペットサロンBran

トリマー

菊地

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