
なぜ震えてるの??
こんにちは🐶🐱いつもアリアスペットクリニックのブログを見てくださってありがとうございます🥺✨
アリアスペットクリニック 動物看護師の佐伯です🤗
寒い日がつづいておりますね、そんな時わんちゃんねこちゃん震えていませんか?
今回のネタは、、、🤩💡
震え🥶についてです👐

まずは震える原因を何点かお伝えします👀
①寒さ
「シバリング」という正常な行動であり、震えることによって熱を発生させます🔥私たちが寒くてブルブル震えるのと同じものです。寒さによる震えは、体が温まると止まるので分かりやすいかと思います💡

②恐怖心や警戒心
初めての場所に行ったり初対面の人や嫌いな人に会ったときなどに震えることがあります。また、動物病院に入っただけで震える犬もいれば、診察台に乗ると震え始める犬もいます😭💦
また家の近くで工事していたり地震、雷や花火が怖くて震える子もいます。こういった場合は音だけでなく振動でも怖がっており、高い所に逃げようとすることがあります⛈なるべく抱っこしてあげたり狭くて暗い落ち着ける環境を用意してあげましょう👐
また花火や雷の日はわんちゃんねこちゃんがパニックになり玄関開けた途端に飛び出してしまい迷子になることがあります。家の出入りは十分お気をつけください🙇♀️

③ストレス
恐怖心や警戒心と似ていますが、、
ストレスを感じて震えることがあります。引越しや模様替えの環境の変化、家族のケンカは大きなストレスと言えるでしょう🥺{ナカヨシ ヘイワ ダイジ💞

④加齢による筋力低下
年をとると筋肉が落ちてきますので、踏ん張りがきかなくなり、排便時のようなりきむ姿勢の時にその震えが目立つ事があります🧑🦳👨🦳
滑りにくいカーペットを敷いてあげると立ちやすいし歩きやすいです✨

震えの原因となる病気🏥🚑
①脳障害による震え
てんかん、脳炎、脳腫瘍、水頭症のような脳に異常があり、神経症状としての震えが見られることがあります🧠
②中毒症状や低血糖による震え
低血糖になる病気はいくつかありますが、中毒症状も震える原因のひとつです🧅
③代謝や排泄をする臓器の機能障害による震え
肝臓や腎臓といった体の中の老廃物を代謝、排泄する臓器が機能できなくなると、毒素が蓄積してけいれんが起こすことがありますが、その前兆として震えることがあります🏥
④痛みによる震え
痛みを感じると、動かなくなり震えることがあります。例として、椎間板ヘルニアがありますが、この病気の一番軽度な状態(グレード1)では足の麻痺は起こらずに、背中や腰の痛みだけが症状として出ます。そのため、動いたときにキャンと鳴いたり、動かずにブルブル震えたりするという主訴で受診されることが多いのです🧐
ただ震えているということだけで考えられる原因がこれだけあります👀
寒さ、恐怖心や警戒心、ストレス、加齢による筋力低下による震えは、病的なものではありませんので震えの原因が明らかにこれらのどれかであれば緊急で病院に駆け込む程の心配はいらないでしょう😸
ただ、恐怖心や警戒心、ストレスは、原因が取り除かれないと元気や食欲がなくなったり、体調を崩したりすることがあるので注意が必要です🆘
明らかな原因がわからない場合は病気が隠れているかもしれないので、病院に相談してくださいね🤔
ほかに、元気や食欲がなくなる、吐いてしまうなど、震えに加え何らかの体調不良を示す症状があるようだと早めの受診をお願いします🐶🐱
アリアスペットクリニック
動物看護師
佐伯