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猫ちゃんにも優しい病院づくり


いつも、アリアスペットクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。

獣医師の浜本です。


猫ちゃんのご来院も増えてきて、猫好きの私としても嬉しい限りです。が、治療に来てくれている患者様には1日でも早く良くなってもらえるよう、安心できる病院づくり・治療を目指さなくては!と考える日々です。


そこで、当院は猫に優しい病院として

キャットフレンドリークリニックゴールドレベルを取得いたしました。



「何それ?」と思われた方。


簡単に申しますと、『国際猫医学会』に猫に優しい病院としての国際基準を満たしている!と認定されたということです。

HPにも詳しく記載させていただいておりますが、実はこの認定は、100項目以上も条件を満たさないと取得できないもので、審査も英語のやりとり。取得するのも大変でした(汗)


普通の動物病院と何が違うのか!?


どういったところがキャットフレンドリーなのか!?




今回は、猫診療エリアの院内ツアーとともに少しだけご案内したいと思います。



まず、ここが入り口です。


この時点で猫ちゃんとわんちゃんの診察室を分けています。

待合から、診察、お帰りまで、それぞれ顔合わせしないで済ませることができます。

「うちの猫ちゃんはワンちゃんも大好きよー!家ではワンコと仲良くじゃれてるもの!」そんな声もあるかもしれませんね。

けれど、やはり病院で緊張してキャリーケースの中で待っている時に、元気よくワンちゃんがクンクン匂い嗅ぎ挨拶をしにきたら、怖がって「シャー」と言ってしまうかも(汗)。


病院の待合室あるあるですね(笑)。


怒られたワンちゃんだってしょんぼり。。。悪気はなかったのに(泣)

実はドッグフレンドリーな作りでもあるわけですね!(笑)


また、緊張しなくて済むように、そして風邪を引いてる猫ちゃんがクシュシクシュしても他の患者様にうつさなくていいように、目隠しブランケットも用意しています。

ソファは大きめのものを用意しました。キャリーを地べたに置く必要はなく、どうぞ隣で寄り添ってあげてください。


続いて、猫ちゃんの診察室です。


プライバシー、安全性を保てる閉鎖空間で、ゆっくりと診察していきます。

閉鎖式なので、キャリーから出てくるのが怖い子は自分で出てくるまで待ったりもします。あまりものを置かないようにしているので、部屋中歩き回ってもらって構いません(笑)


落ち着いて診察させていただけるように、猫ちゃんたちをタオルなどでおくるみ状にくるませて安心感を出して上げながら診察しています。


もちろん、病院でも物怖じしない活発な子はフリーで診察することもありますが💡


そして、ここが入院・ホテル室です。

入院舎とホテルは隔ててあります。

猫ちゃんの入院にはトイレなどを置いても十分な広さ。

そして、高さが必要です。広々としたケージを用意しました。

ホテルはシックに落ち着ける雰囲気に。こちらは高さを利用したステップもご用意しています。お部屋を連結できるので、最大4頭のねこちゃんまで同室でお預かりさせていただくことが可能です。

匂いや衛生面にも十分に気を遣い、24時間換気と光触媒の空気清浄機を常時稼働させ清潔な環境に、照明もダウンライトを用いて落ち着くように配慮しています。


また猫の気持ちを和らげるフェリウェイというフェロモンパフュームも常時使用しています。

慣れない入院・ホテルでもせめてリラックスできる環境作りが猫ちゃんに届くといいのですが🍀


 紹介しきれないほどたくさんの項目が他にもありますが、設備だけでなく、何より、スタッフが猫ちゃんに詳しく、優しい診療ができるということも、この資格の条件に盛りこまれています。なんと自習や継続教育を受け続け、日々アップデートしていくことなども決められているのです!これが一番大変なことなのかもしれません。


この認定に恥じぬよう、私たちアリアスペットクリニックはこれからも精進してまいります。


アリアスペットクリニック

院長

浜本 陽平

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