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猫ちゃんの薬の飲ませ方のコツ!


こんにちは😊アリアスペットクリニック看護師の佐伯です✨

今日はねこちゃんに錠剤を飲ませるコツをお伝えします~👏






動物病院に行ってお薬を貰い、飲ませ方が分からず

「とりあえずご飯に混ぜて食べさせよう…」とあげてみたけれど、後々お皿を見たら

お薬だけが綺麗に残っていた😵‍💫💦そんな経験はございませんか?


ねこちゃんは、わんちゃんみたいにご飯をガツガツ食べる子が少ないので、苦労する方が多いのではないでしょうか?


コツさえ覚えてしまえば意外に簡単🤩

基本的な飲ませ方のポイントをお伝えしますね🙌



①まずは警戒されないように、正面もしくは隣にそっと近づいてください。

※逃げようとしたり、嫌がってパンチがとんでくる場合はバスタオル・洗濯ネットなどに入れて、顔だけ出してください。



②利き手ではない手で、お顔を頭の後ろから包み込むように持って真っ直ぐ上をむいてもらいます。

*無理のない程度に上を向いてもらうと下顎が少しあいて力を入れなくても簡単に口を開けてくれます。(指一本で開きます)







③お薬は利き手の親指と人差し指で持っておきましょう。


写真は私のおやつの落花生です🤭

猫ちゃんにはあげないでくださいね(笑)




※口を開ける指は中指になります



④中指でお口を開けてそのままお薬を口の奥の方(喉の方)に焦らず素早く入れ込みます。*ここが重要!






焦ってお薬を舌の手前に置いたり、舌の横に落としてしまうとそのままお薬を吐き出されます。

ここで苦戦する方が多いと思います!

しっかりと喉元をねらいましょう。




失敗してしまったら...

ねこちゃんが口をくちゃくちゃして口元が泡々になってしまったりヨダレをダラ〜としてしまった時は落ち着くまで一旦中断してください!

ヨダレで濡れてしまったお薬は新しいものを使ってくださいね。


濡れてしまうとお薬の苦味やにおいが際立って益々嫌がってしまいます。


⑤入れることに成功したら口を閉じ喉元をさすります

※この時はまだ出来るだけ上を向かせたままです




⑥そのままの体勢で口を閉じ「フッ」と鼻に息を吹きかけますそうすることで飲み込んでくれる確率が上がります。

鼻をペロッと舐めると飲めた合図になります(やらない子もいます)



⑦お口の中に薬が残っていないか確認して、仕上げにシリンジやスポイトなどで口から直接お水を飲ませてください。

※喉にお薬が残ってしまうと炎症の原因になってしまうため、お水で流します🧐


写真なくてごめんなさい🙇‍♀️

※犬歯の後ろに隙間が空いているので、そこに先を入れると良いです。





⑧ごくんっと飲み込んだことを確認したら投薬成功です!!


飲めたらたっぷり褒めてあげてくださいね!

一連の流れを動画に撮ったので参考にしてみてくださいね😊







顔を背けてしまって見えにくいですが

ごっくんした後にお鼻をぺろっと舐めています🐱

お薬を飲む機会が無いことが1番ですが、体調不良は突然やってきます😢

小粒のドライフードやおやつで少しずつ練習しておくといざという時スムーズに投薬出来るので練習してみてくださいね😊


ただ無理は禁物です🚫

暴れて嫌がって誤嚥させてしまったら大変ですし、しつこくやり過ぎてしまうことで、

警戒して隠れて出てこなくなってしまうこともあります。


投薬する側も、ねこちゃんもストレスになってしまいますので、練習してみたけど

「お薬を飲ませるのが大変だ…」という方は無理せず相談してくださいね。



次回はお薬の種類の変更や、投薬用おやつのご紹介、うちの子にあった投薬方法をお伝えしますね💁



アリアスペットクリニック

愛玩動物看護師 佐伯

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