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鼻腔狭窄症
症例
呼吸器科
鼻腔狭窄症とは
読んで字の如く鼻の穴が狭いことで起こる症状の事です。
下記の写真をご覧ください⬇︎
軽〜重度が必ずしも症状と相関する訳ではなく、実際の症状と照らし合わせながら手術を選択していきます。
主な症状
スターター(ブーブー、ズーズー、スースーなど)と言われる異常呼吸音が生じます。多くの症例が同時に努力呼吸を認めます。安静に落ち着いて呼吸してい る時には症状がなくとも、興奮時または運動時に症状が現れるケースも多いです。いびきも認めます。重症例では睡眠呼吸障害(睡眠時に呼吸が不整になる、突然顔を上げて起きてしまう、何度も体勢や寝場所を変え寝付けない、睡眠時無呼吸発作など)を認めることがあります。
基本的に犬は睡眠時には鼻呼吸で呼吸をしています。そのため外鼻孔狭窄など、鼻で呼吸がしづらい場合には寝てしまうと低酸素つまり、苦しくなってしまうことがあるためです。また、すぐに体が熱くなってしまうため、冷たい床を探して寝るようになることも多く認められます。
手術
当院では下記の写真のような術式を行うことが多いです⬇︎
実際の術前後の写真⬇︎
軟口蓋部分切除と合わせて行うことでより呼吸もしやすくなります。
潰れた鼻が可愛いという飼い主様もいますし、我々もそう思っております。
あくまで狭いことで呼吸に異常がある(苦しい)子に推奨しておりますのでお気軽にご相談ください。
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