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感染性関節炎

症例

感染症科

関節の中に細菌が入り込んで炎症を起こす病気です。関節が腫れて、痛みや熱を持ち、動かすのが辛くなってしまいます。

特に以下のような状況で発生しやすくなります。

  • ケガや咬み傷などから細菌が関節に侵入

  • 手術後に感染を起こすことがある

  • 全身の感染症から関節へ細菌が移動する場合も



こんな症状が見られたら注意!

  • 突然の足をかばうような歩き方(跛行)

  • 関節を触ると嫌がる、痛がる

  • 関節が腫れて熱を持っている

  • 発熱や食欲不振、元気消失




特に小型犬やシニア犬では症状が分かりづらいこともあります。いつもと違う歩き方をしていたら、早めに動物病院での診察をおすすめします。


診断と治療について

獣医師は、問診や触診に加え、以下の検査を行って診断します。

  • 関節液の採取・検査(細菌培養や顕微鏡検査)

  • レントゲン検査や超音波検査

  • 必要に応じて血液検査




治療は主に以下の通りです:

  • 抗生物質の投与(注射や内服)

  • 関節洗浄やドレナージ(必要時)

  • 痛み止めや補助的なケア(安静、冷却)

早期に治療を開始すれば、回復する可能性が非常に高い病気です。ただし、放っておくと関節が壊れてしまい、手術が必要になることもあります。


まとめ

感染性関節炎は早期発見・早期治療が命!

歩き方や元気に「なんか変だな」と思ったら、遠慮なく動物病院にご相談ください。愛犬の「いつも通り」が守れるよう、私たちもサポートします。

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