こんにちは🌟
アリアスペットクリニック動物看護師の原田です!
今回は猫の血液型についてお話ししたいと思います!

人間はA、B、AB、O型の「ABO式」。
犬はDEA1.1、1.2〜...8の「DEA式」で13種類以上あります。
では猫は??
猫の場合は「AB式」といってA、B、ABの3種類に分類されます。

同じ生き物なのにこんなにも違うなんて不思議ですね🤔
そして、ほとんどの猫ちゃんはA型で、B型は10%未満、AB型はごく稀だと言われています。
日本では全体の70〜80%がA型と言われています。

血液型を判定するには採血をして、"猫血液型判定キット"を使って調べます。

猫が輸血する場合には同じ血液型を入れなければなりません。異なったものを入れてしまうと副作用が発生します。特にB型の子が持つ抗A抗体はとても強く、Bの子にA型の血液を輸血すると強い拒絶反応を起こすので大変危険です。

犬の場合ではバランス良く血液型が分かれており、大型犬もいるのである程度の血液を確保することができます。
しかし猫ではA型が多く、A以外の血液型を探すことが難しいこと、体格にあまり違いがないので充分な血液量を確保しにくいという問題があります。
動物病院では病気の子に対して緊急で輸血が必要な場面があります。
そのため供血ボランティアとして登録してくださるわんちゃん、ねこちゃんを募集しております。
ご興味ある方はスタッフにお声かけ下さい😊
アリアスペットクリニック
動物看護師
原田
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