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歯科用レントゲンを導入しました!



歯科用のポータブルレントゲン検査装置とデジタルセンサーを導入しました。


人では歯や顎のレントゲン検査がよく行われます🦷

歯医者さんに行って、口の中にフィルムを入れて撮影したことのある方も多いのではないでしょうか。

動物でも同様に歯のレントゲン検査はとても有用なのですが、従来のレントゲン装置での検査では顎が重なってしまったりして詳細な画像を得ることがとても困難でした💦


歯科用のポータブルレントゲンでは従来の外側からの撮影ではなく、直接口の中にセンサーを入れて撮影を行うことができるため、今まで見えなかった詳細な歯根や顎の骨の評価が行えるようになります🦷👀



抜歯するかどうかの決定や顎の骨折リスクの把握など、これまでよりも精度の高い診断ができますので、歯科処置の治療方針決定にも役立ちます💡


また、歯科用レントゲンが有用なのは、歯周病の子だけではありません❗️

小型犬や短頭種に多い埋伏歯(歯肉や顎の骨の中に埋もれていて肉眼的に確認できない歯)の診断もできるようになります。埋伏歯は放っておくと歯並びが悪くなり不正咬合を起こしたり、隣の歯根を溶かしたり、歯原性嚢胞という嚢胞(液体が溜まって袋状に膨らむ病態)を形成したりします。



そのため、早めに治療することが重要です。


避妊・去勢手術の際にレントゲン撮影も一緒にすることで早期発見が可能になります。犬猫の歯周疾患はとても罹患率が高く、若い子であっても何かしらの疾患を抱えていることが多いです。

だからこそ、今までよりも少しでもクオリティの高い治療ができるよう努めていきたいと考えております🙇‍♂️

もちろんレントゲンが全てではありませんが、何かお悩み等がありましたらお気軽にご相談ください💡



アリアスペットクリニック

獣医師

岩上

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