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猫ひっかき病ってなに?人と猫の距離をもっと安全に!



こんにちは。獣医師の岩屋です。

今日は「猫ひっかき病」についてお話しします。



先日yahooニュースでこんな記事が出ていました。



猫と暮らしている方、猫と触れ合う機会が多い方にはぜひ知っておいてほしい内容です。



猫ひっかき病とは?

猫ひっかき病(Cat Scratch Disease:CSD)は、バルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae)という細菌によって引き起こされる感染症です。

この細菌は猫の体内(特に血液中)に存在し、ひっかかれる・噛まれる・舐められるなどによって人に感染することがあります。特に野良猫に触れるときには注意が必要です。


主な症状(人の場合:発症の7割は子供)

  • 傷の周囲が赤く腫れる

  • 数日〜2週間後にリンパ節が腫れて痛む

  • 発熱、倦怠感、頭痛などの全身症状

  • まれに肝臓や神経に影響が出ることも

多くは自然に治癒しますが、重症化することもあるため注意が必要です。


猫はどうなるの?

実は猫自身は無症状のことが多く、感染していても元気に見えることがほとんどです。


特にノミが媒介するため、ノミ対策が猫への感染予防になります。


どんな人が注意すべき?

  • 小さなお子さん

  • 高齢の方

  • 免疫力が低下している方(例:糖尿病、がん治療中)

こうした方は症状が強く出る可能性があるため、猫との接し方に気をつけましょう。


予防方法

  • 猫にノミ予防をする(通年推奨)

  • 爪を定期的に切る

  • 過度なじゃれあいを避ける

  • 傷を受けたらすぐに洗い流し、消毒する

  • 外に出る猫は注意(感染リスクが高まります)


まとめ

猫ひっかき病は珍しい病気ではありませんが、正しい知識と対策で十分に防げます。

猫との生活をより安全で快適にするために、ぜひこの機会に予防を見直してみてくださいね


獣医師からひとこと

「猫ひっかき病」は“猫からうつる病気”という印象が先行しがちですが、猫に罪はありません。

適切な予防ケアとふれあい方を意識すれば、安心して一緒に暮らせます。特にお外にいる野良猫との接し方には要注意です。ご不安があれば、いつでもご相談ください!

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