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あれ?まだ蚊が飛んでる!?


フィラリア予防してる?


こんにちは☀️アリアスペットクリニック 動物看護師の齋藤です!

最近暑かったり肌寒かったりと気温差が激しいですね😖


先日、実写版ライオンキングを観てきました❗

めっちゃ可愛くて所々笑える所がありました💕


今回は、ライオン…ではなく


猫ちゃんのフィラリア症についてです🐱


ワンちゃんではよく知られているかと思いますが、

実はネコちゃんもフィラリア症にかかる時があるんです😲


今回は私の手書きの絵で解説させていただきます☺️




「どうやってフィラリアは来るの?」



フィラリア症

蚊がフィラリアに感染したわんちゃんねこちゃんの血液を吸い

その時に血液と同時に幼虫を吸い込みます。


フィラリア解説

幼虫を吸った蚊が、別のわんちゃんねこちゃんを刺す事によって感染・・・

 (幼虫が蚊の刺した穴から、体内に侵入)

体に入った幼虫は、皮膚を移動しながら成長し、やがて血管内へ侵入


  血管内へ侵入した、幼虫は心臓や肺動脈へと向かい成虫になります。

その際に、肺に炎症を引き起こし、呼吸器障害を引き起こしたりします。


ねこちゃんの場合は、幼虫が血管内へ侵入後血管内でフィラリアが死んで詰まることで症状が出ます。



「どれくらい感染してるの?」



ねこのフィラリア症はここ最近、感染報告が増えています。 それによって、飛躍的に病気の認知も広がっています。


実は、10頭に1頭がフィラリアの幼虫に感染している報告があります。

※出典:佐伯英治:Clinic Note No.55:34,2010

 

しかも感染したねこの約4割が室内飼育でした。

※出典:ゾエティスジャパン(株)調べ





「症状は?」


・ネコちゃん


呼吸困難

嘔吐

食欲不振

体重減少

などなど


※悪化すると突然死することもあります







・ワンちゃん


疲れやすくなる

乾いた咳

腹水

肝臓の肥大

気道からの出血で血を吐く

むくみ

血尿

貧血

心臓病

呼吸困難

嘔吐

食欲不振

体重減少

などなど











「でも、もう肌寒くなってきたから蚊は出てこないんじゃないの?」


いいえ!

実は涼しくなってからが今以上に増えるんです!



最近の研究ですと、多くの気温が15度以上になると吸血を始めると言われており、26度から31度くらいでもっとも盛んに吸血活動を行うそうで、 通常の活動期間内であっても気温が15度以下に下がったり、35度を越えるようなことがあると、野外では物陰や落ち葉の下などでじっとして活動しなくなるんだとか。


人もそうですが、とっても暑い中外に出たいと思いますか?

どちらかと言うと涼しくなってから出たいですよね。

蚊も実は一緒なんです❗


だからこそ、

これからの時期のフィラリア予防が大切なんです🙂



「予防方法は?」


ネコちゃんは、毎月1回の背中に垂らすタイプで予防ができます。




ワンちゃんは、毎月1回でおやつタイプ、ノミ・マダニ・お腹に寄生する虫も全て予防するオールインワンおやつタイプ、背中に垂らすタイプ、錠剤タイプなど色々な種類がありますので、詳しくは動物看護師や獣医師まで🏥





きちんと予防すれば、確実に防げる病気です❗


12月末までしっかり予防してあげて下さい😊



【平塚市年中無休の“どうぶつたちにやさしい動物病院”】

アリアスペットクリニック

動物看護師

斎藤

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