ブログをご覧の皆さんこんにちは☀️
アリアスペットクリニック動物看護師の斎藤です🌻
実は私、動物の中でも特にシニア犬が大好きです💕
子犬や成犬の時期ももちろん可愛い💕ですが高齢になると更に尊い(可愛い)☺️❤️
歳を取ればとるほど頑固になり接し方が難しくなる子もいますが(うちの子はそのタイプ🐩)それがまたたまらなく可愛らしい❣️❣️
そんなシニア犬について毎日のケアやペット用品等、何回かに分けてお話出来ればいいなと思います😊
そもそもシニアって何歳から?
皆さんご存知かもしれませんが
7~8歳からシニア期に入ると言われています💡
体のサイズや犬種によっても異なりますが
大型犬の8歳は人間の61歳、
小型・中型犬の8歳は人間の48歳に相当すると言われています😮
人間の約5倍のスピードで年をとると言われています!
ビックリですよね👀
※年齢換算の表は目安です。品種や飼育状況などによって、個体差があります。
シニア期に入ると生活の習慣も変わってきます。
立ち上がれず不安になって吼えたり、
おそそをしたりと、筋力だけでなくさまざまな機能に低下がみられてきます😵💫
シニア犬の生活の基本となる床、場所、寝床、家具の配置などを見直してみることがお互いに楽しく生活できるポイントになります🐾
シニア期の生活について
シニア犬になると、住み慣れた家でも何げなく床ですべったり、段差につまずいたり、家具にぶつかったり して思わぬケガをすることも🚨⚡️
愛犬がケガをしないように生活環境を安全に整え、安心して幸せな生活を続けていける環境を作りましょう✨
また、体の変化を感じて不安になり、家族がそばにいないと寂しがるようになります😣💔
生活の基本となる場所を家族の気配を感じられるところに移してあげることも大切です😌
床の工夫🍀
足腰が弱ってくるので床の工夫はとても大切です👍🏻✨
躓かないように家の中の段差をなるべくなくし、滑りやすいフローリングの床には毛足の短い絨毯やコルクマットを敷いたりしてあげましょう。
ヨガマットを敷きつめるのも🙆♀️軽いので拭き掃除したりするのも簡単です👌🏻
また、滑り止めになるワックスを塗るのも🙆♀️
以前、佐伯さんの動物看護師ブログで紹介した「肉球に貼るシールタイプの滑り止め(パウウイング)」を使用するのも🙆♀️
当院のブログを見てパウウイングを着けてくれている子がいました🐩✨
こちらのイヴくんはこれまで床で滑っていたのが、パウウイングを着け始めてから
しっかり踏ん張ることが出来ていて、調子が良い日は走る事があるらしく😁
お家でお母さんと追いかけっこをしているそうです🐾💕
↓※詳しくはこちら↓
家具の配置🍀
シニア犬になると視力も衰えてきます😣
ワンちゃんの目線の高さで部屋の中を点検してみましょう👀
視力低下のため家具や障害物の位置などの記憶を頼りに行動しようとします。
出来れば視力が衰える前に家具などの整理や配置の工夫をし、ぶつかっても危なくない空間を作ることが大切です💡
家具の配置替えが難しい場合などは、家具の角をクッション材やタオルなどでガードしたりすると安全で怪我の防止につながります。
階段について🍀
以前は難なく昇り降りしていた階段も、転げ落ちるなどの危険な場所に変わります⚠️
階段に近づかないようにフェンスを取り付けて、事故防止を心がけましょう。
足腰が弱っているシニア犬にとって、階段の登り降りは負担になります。
どうしても生活場の中に階段が入っている場合には、スロープや幅の広いステップなどを使用するのも方法です👌🏻
安心できる居場所🍀
室外犬の場合は、家族の声が聞こえるところや玄関に、室内犬の場合は家族が集まるリビングなどにハウスを移してあげましょう🐾
シニア犬になると寝ている時間が増えてきます。
家族と一緒にいられる、家族の気配がいつも感じられる場所にいることで安心して落ち着き、ゆっくり過ごすことができます😌
寝床にも気をくばりましょう🍀
体温の調節機能も低下するため、暑さや寒さにも弱くなります😵
夏は涼しく快適なところに、冬は保温性の高い介護用マットを敷いたり、ペットヒーターを利用したりするのがおすすめです👍🏻✨
室内の温度調節には十分配慮し、冷暖房の風が直接当たらないように寝床を配置しましょう💡
寝ている時間が長くなってきたら、床ずれを予防できる寝床にしてあげることが大切です!
以前受講した動物の介護セミナーで、ベッドは補助グッズなので無くても大丈夫ですが
介護マットは使った方が安全で楽チンだとお話がありました🧐
院内でも入院中やホテル中足腰の弱い子に介護マットを使用しています!
写真モデルのななちゃんは以前別府先生のブログでも登場しています🐶
装具に関して気になる方は👇🏻
寝床用のベッドとして、表面の素材が柔らかく防水加工されているマットがおすすめ!お掃除するのも楽で便利です😁寝床の表面部分と愛犬との間には、ペットシーツを敷いておくと排泄してしまった時も安心です。必要に応じて、クッションやマットを使うのも🙆♀️
低反発・高反発、両用な物など様々な種類のマットが販売されているので何を使用するか悩むかと思います😑💭
それぞれメリット・デメリットがあるのでお家の子に合ったベッドを選びましょう💡
底つきしない物、通気性のいいマットがおすすめです💡😁
若い時は少し負担がかかっていても若さでカバーできますが、加齢に伴いだんだん無理がきかなくなっていきます😣そのためご家族の「環境に対する配慮」が、シニア犬にとってはとても重要になってきます💪💯
斎藤家にも今年16歳になるおじい犬がいます🐩
普段は2階の私の部屋で一緒に生活していますがミルは眼も見えているようですし、足腰も弱ってきてはいますが階段の昇り降りも出来ますので家具の配置替えやスロープ等はつけていないです🐾
最近階段を降りるのが怖くなってきたのか、スムーズに出来なくなってきたので降りる時は抱っこしてあげてます😌
数年前からご飯を食べる時に首が辛そうだったのでダンボールで自作のご飯置きを作りました✨下をむく必要が無くなったからかスムーズによく食べてくれています😋
人でいうと80歳くらいになるおじいちゃんですがまだまだ元気に走り回って遊んでます😁💕
年齢やその子の性格に合わせて、小さな事でも快適に幸せに過ごしていけるよう一緒に頑張りましょう💪
困った事や分からない事があればいつでも病院にご相談ください😉
次回はシニア犬の運動、お家で出来るマッサージ等についてお話しようと思います🌻
お楽しみに😁
撮影協力・イヴくん🐩💕、ななちゃん🐶💕
アリアスペットクリニック
動物看護師
斎藤
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